はいどうも、たくま(@wakutakublog)です。
「継続は力なり」
この言葉の意味を正しく理解していますか?
コレを理解していないと、マジで無意味な時間を過ごすことになるので要注意。
多くの人は「何事も継続していれば成果がでる」と捉えているはずです。
ここだけの話、つい先日まで僕もこう捉えていました。
でも、よく考えてみたら超危険な考え方でした。
過去を振り返ってみても、継続だけで成果が出たことは1度もありません。
むしろ失敗していたぐらい。
なので、今一度この「継続は力なり」という言葉の意味をしっかり理解しておきましょう。
この言葉の意味を振り返って気付いた時のツイートがこちら↓
続けてるだけじゃダメだった。
(自戒を込めてツイート)よく質か量かみたいな話があるけど、ただ継続してる人はこのどっちでもないからね。
質でも量でもどっちでも良いけど、どっちかを高めないと話にならない。
結局、競争相手は継続できる人だから、継続だけなら最下層。自戒、自戒、自戒🤛
— たくま/ブログ&プログラミング (@wakutakublog) September 1, 2019
この内容を深掘りしながら解説していきます。
目次
「継続は力なり」に潜む罠

継続力のある人に希望を与えてくれる言葉「継続は力なり」には罠が潜んでいます。
それは冒頭でも紹介した「何事も継続していれば成果が出る」という勘違い。
正直、「継続することが大切」と盲信していては成果は出ないと思います。
ぼくの体験談として、これを盲信していた中学時代は失敗し、本当の意味を理解してからの高校時代はわりと上手くいきました。
では、「継続は力なり」をそのまま信じていたらどうなるのか。
「継続は力なり」を盲信しても ”継続力” しか評価されない
そうです。
「継続は力なり」を盲信していても成果は出ないので、評価されるのは”継続力”だけ。
「すごいね。そんなにも続けられるなんて!」っていう評価ですね。
おそらく、あなたが望んでいるのはそんな評価ではないですよね。
誰に評価されるわけでもなく、目に見える成果が欲しいと思います。
とはいえ、“継続は力なり” を信じて、「続けてればいつかは上手くいくだろ!」と思いたくなる人もいるでしょう。
気持ちはわかります。
ではなぜ、「継続は力なり」を信じても成果が出ないのか。
「継続は力なり」の本当の意味に迫っていきましょう。
「継続は力なり」の本当の意味=継続は成果の必要条件である
継続は成果を出すための「必要条件」です。
つまり、継続は成果を出すのに最低限必要な条件。
そして、必要条件とセットの言葉として「十分条件」があります。
これは成果を出すにはこれをやっとけば十分ということ。
しかし継続は成果を出すための十分条件ではありません。
つまり「 ”成果を出すには継続してればOK” ではない」ということですね。
まとめると、「継続は成果を出すための必要条件ではあるが十分条件ではない」となりますね。
つまり、
・成果を出すには継続は必要。でも継続したから成果が出るわけではない
・”成功者ならば継続者” でも “継続者ならば成功者”とは限らない
ということです。
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「継続は力なり」で成果を出すための ”継続” とは

ここまで読んでいただければ、継続だけじゃダメだということは分かったはずです。
繰り返しますが、継続することは必要だけど継続だけでは足りないので。
では、成果を出すために必要な継続とはなんなのか。
結論はシンプルで ”質を高めて継続” か “量を増やして継続” のどちらかしかありません。
つまり「継続×質」か「継続×量」ですね。
とはいえ、どのくらいの量が必要なのか。どのくらい質を高めればいいのか。分からない人もいるかと思います。
なので、僕の体験談を紹介しながら解説していきますね。
失敗談「周りと同レベルの質と量で継続」
まずは失敗談から。
結論は「量や質の基準は相手との比較」です。
「自分なりに頑張った」をどれだけ継続してもダメだということが分かります。
【中学時代のサッカー部】
・平日:学校→部活→夜は公園で友達とサッカー
・土日:昼まで部活→午後は公園で友達とサッカー
こんな感じの生活を送っていました。
学校・食事・睡眠を除いて、ほぼ全てをサッカーに使っていたと思います。
かなりの量ですよね。
でも失敗でした。
理由はシンプルで「周りと同じ量」なので。
「同じように部活をして、帰ったらまた集まってみんなでサッカーをする」
側から見ればかなりの量をこなしているように見えます。
でも中から見れば、みんな同じ量なんです。
ここが超大事。
どれだけ量をこなしても、周りと同じだったら意味がありません。
つまり「自分なりに頑張ったではなく、相手と比較してそれを上回る行動をしたか」が重要です。
成功談①「誰にも負けない量をこなした」
次は「量」で成功した話を紹介していきます。
【高校のテニス部】
・平日:朝練(自主練)→授業→昼練(自主練)→授業→部活
・土日:1日部活orオフ
・お盆&年末年始も1人で壁打ち
こんな感じですね。
いま思うと、狂ったように練習してました。
疲れすぎて、自転車に乗りながら寝落ちしかけたり、夜ご飯食べながら爆睡したりするほど。(嘘のような本当の話)
正直、誰よりも練習してた自信があります。
その結果として、20人ほどの同級生のなかで2〜3番ぐらいにはなれました。
1年半ぐらいはずっと10番あたりでしたが、最終的には成果として残せたわけです。
誰もしない朝練、たまにする昼練をぼくは毎日のようにしていました。
つまり「継続×圧倒的な量」です。
成功談②「量は少ないがとにかく質を高めた」
次は「質」で成功した話を紹介します。
【高校の定期テスト期間】
・まずはテストを研究する
・勉強はテストに必要な部分だけ
こんな感じでテストを乗り切っていました。
みんなが午前2時とかまで勉強してるなか、夜はだらだらと過ごして23時ぐらいには寝てた記憶があります。
過去のテストを分析すれば、どこから出題されるかが分かるので、そこまで時間をかける必要がないんですよね。
正直、夜中まで勉強してる理由がわからなかった。
その結果、360人中5番目ぐらいにはなれました。
1年生の頃は100番ぐらいでしたが、最終的には成果を残せたわけです。
2年生からの2年間、確実に点数UPに繋がる勉強しかしませんでした。
つまり「継続×高い質」ですね。
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【最重要】「継続は力なり」を実現するには ”下を見ず、横を見ろ。”

最後に一番大切なことを伝えて終わりにします。
「下を見ずに横を見ろ」
最初のツイートにも書きましたが、あなたの相手は継続できる人です。

「継続できるだけでもスゴイ」と言われるのは左の図のように考えてるからですね。
たしかに継続できない人もいるので、継続できることはスゴイことかもしれません。
なので、継続できる人の中で上を目指すべきです。
継続できる人の三角形を取り出したのが右の図。
つまり、継続できるだけの人は最下層です。
この下に継続できない人がいることは忘れましょう。下を見ずに横を見るんです。
話は最初に戻りますが、これが「継続は力なり」の罠。
全体(左図)を見れば継続できる人は上位に位置します。
でも、継続できる人=成果を出す可能性がある人(右図)の中で見れば一番下なんです。
「コツコツと続けてるのに、なかなか成果が出ない」と悩んでいる人はもう一度見直してみてください。
・継続できてることだけが強みになっていませんか?
・継続を最低限と思って、継続してる人だけを見て、それでも成果が出るであろう行動ができていますか?
「誰よりもやったと言える量を積む」・「時間をかけることに疑問を抱くぐらい質を高める」このどちらかを継続しましょう。