はいどうも、チャリがあればどこでも行けると思ってるたくまです。
今日は、一昨年の夏に京都から名古屋までチャリで帰省したときの話。
ちなみにこれが相棒の折りたたみ自転車。

プラム色なんですが今では、かなり色も落ちグレーみたいになってます。
ルート

今回は一度金山に向かい、その後家に向かいます。
家~京都:5キロ
京都~金山:123キロ
金山~家:13キロ
ということで、計140キロぐらいです。
道中記と自転車旅の教訓
日付は8/24。真夏もいいとこですね。
朝4:30に起床。
5:00に出発します。
まだ辺りは暗い中の出発。
比較的涼しいので、今のうちに出来るだけ進みたいと思いながら、飛ばしていきます。
京都から山科へ向かう途中に最初の山が現れました。
こいつは比較的楽に超えられる。
ゲームの最初に出てくる雑魚キャラみたいな感じ。
そんなこんなで、
一時間漕いでいると、琵琶湖に着きました。

ここの橋を渡っている間はめちゃめちゃ気持ちいい。
橋を渡り、琵琶湖を背に進んで行きます。
このあたりは意外といろいろお店もあって、コンビニで水分補給しながら漕いでいきます。
永遠と少し田舎な住宅街を走っていると、いつの間にか本物の田舎に入っていました。
この田舎道が果てしなく長いんです。
たまに家が見えてきたかと思うとまた畑、この繰り返し。
何よりきついのが、コンビニが見当たらないこと。
ここまでの田舎で暮らしたことがないので、コンビニがないのは想定外でした。
割と身に危険を感じるレベルできつかった。
やっとの思いで見つけたコンビニで、飲み物を大量購入し、ガリガリ君で体を冷まします。
この選択は正しく、再開すると二度目の山登りでした。

この山が果てしなく長い。とてつもなく急な坂。
雑魚キャラの後はいきなりボスキャラでした。
何度か自転車を降り、歩いてチャリを押していきます。
やっとの思いで、町に出たと思い、進んでいるとまた山。
ただの山の中の集落みたいな感じでした。
また現れた山をひたすら登っていきます。
そしてここを抜ければ山道は終わるという「石榑トンネル」が見えてきました。

ここで事件が起きたのです。
なんと、トンネルまで数十メートルのところで、右足ふくらはぎを痙り、それを庇いながら漕ぐと、左足ふくらはぎも痙り・・・。
どんどん悪循環で、右足腿まで痙り、自転車を降り歩いくことに。トンネルにつくと下り坂なので自転車に乗ります。
足を休めようとペダルから離し、体は手で支えていました。
すると今度は腕まで痙りました。両腕です。
さらに、このトンネルが思いの外、急でブレーキをかけながらじゃないと進めません。
片腕休めて、片腕でブレーキ。これの繰り返しでした。
そんなこんなで山道とも別れを告げ、街並に入っていきます。
ここからは、尻と肩の痛みとの戦いです。
帰省のための荷物を持ちすぎたことを、ここで後悔していました。
午後三時頃、やっとお昼ご飯が食べられるところを見つけました。
たぶん丸亀製麺だったかと。
疲れすぎて、食欲もないのでうどんはちょうど良かった。
そんなこんなで金山に到着。
~ここで自転車長距離ライドの教訓~
・荷物は少なめに
・田舎では水分を多すぎるぐらい持て
・道中で癒やしを与えよ
金山での路上ライブに癒やされる
なぜわざわざ金山に来たかというと、あるアーティストの路上ライブが見たかったから。
そのアーティストというのは「なすお」と「いもむしスピリッツ」。
当時は少しはまっていました。
YouTubeもあるのでどうぞ。
こちらが「なすお」さん。当時のお気に入り曲がこの「キャンバス」。
こちらが「いもむしスピリッツ」さんで「イモムシノウタ」。
この人たちの路上ライブを見て、めちゃめちゃ癒やされました。
おかげで、金山から家までの13キロは全然つらくなかった。
やはり音楽は偉大です。
自転車旅の話だったのに終着点が音楽という、なぞの終わり方ですが、おわり!!
最後にもう一度、
音楽は偉大。